5月27日の亀姫様命日に加納の光國寺にて402年目の法要が中山道加納宿文化保存会役員始め、地域の皆様が参列し、厳粛に営まれました。
 亀姫様は、徳川家康公の長女で、加納藩初代藩主・奥平信昌公の正室です。光國寺は、亀姫が自らの菩提寺として創建を発願し、加納藩二代藩主で三男の忠政公の急逝の後、忠政公の諡により「光國院」として梁南大和尚(名古屋総見院住職)により開山したと云われます。
 かって光國寺は広大な寺域がありましたが、昭和初期の名鉄本線の鉄道整備で寺域が半減、さらに第二次大戦で堂宇、家康公を祀る権現堂、宝庫が焼失。家康公拝領の貴重な寺宝が失われたそうです。
 昭和50年代に現在の堂宇を再建して今日に至っていますが、近年名鉄本線の整備事業によって寺域が掛かり、境内縮小により再び堂宇建て直す予定とのお話をご住職から伺いました。
 名鉄本線の整備は人々の暮らしに便利にすることとは申せ、貴重な文化資産である中山道や、歴史史跡に影響を与えることを憂慮するとともに残念なご判断といわざるをえません。